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47 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(最終回) (2012年3月28日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 やわらかい日射しが心地よい季節になりました。
 この冬は、ことのほか厳しい寒さでしたが、お変わりございませんか。
 敦賀は、つい二日前まで雪が舞っていましたが、今朝、うぐいすの初音を聞きました。
 3月の「ふで紀行」は、鵜の瀬の「お水送り」です。
 こどもの頃、祖母に「奈良のお水取りが終わったら、春が来るでぇ」と教えられて育ちましたが、「お水送り」があるなんて、敦賀に住むまで知りませんでした。
 若狭の「お水送り」は、奈良東大寺の「お水取り」に先だって、毎年3月2日に営まれます。寒い夜の河原で行われる神事ですが、鵜の瀬の「お水送り」を描かずして「ふで紀行」を終えるわけには参りません。小雨降る中、防寒・雨合羽の完全武装で出かけました。 
 大護摩が焚かれ、3000人もの松明行列が夜の山道を行く、炎と水の大スペクタルですが、主役は小さな竹筒の「お香水」です。若狭の川に注いだ「水」が、10日かけて東大寺二月堂の若狭井へ届く・・・まさしく悠久のロマンですね。

 「嶺南ふで紀行」は、今月の掲載をもって終えることになりました。長い間、ご愛読ありがとうございました。「嶺南ぶらっとスケッチ」から通算5年間、多くの方々から嶺南の歴史・文化のお話を聞かせていただきました。貴重な資料や情報を提供してくださった方々、温かい激励のお便りを寄せてくださった皆々様に、心から御礼を申し上げます。
間もなく花の便りが届く快い季節になりますが、お体大切に、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。


46 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2012年2月15日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 この冬は太平洋側も日本海側も、近来にない厳しい寒さとなりました。皆様には寒さにめげず、お健やかにお過ごしのことと存じます。
敦賀も今年は雪がよく積もりました。車が出せないと、ふで紀行の取材にも行けません。朝起きて、一番の仕事はまンず、雪掻きです。神さまが、日頃の運動不足を解消する機会を与えてくださいました。
 2月のふで紀行は、野坂神社の「だのせ祭り」です。
野坂山の権現様が私の取材を歓迎してくださったのか、祭り当日は雪が止み、朝から快晴でした。
午前の神事は、雪がいっぱい積もった境内で宮総代や六人衆、区の役員など少人数で厳かに執り行われました。雪の積もった境内の神事は、清々しく神秘的でした。
午後からは一変して、にぎやかな「だのせ踊り」が披露されました。
大人と子供が六人ずつ交互に踊りますが、衣装の素襖が大人のものしかありません。小さな子供がだぶだぶの素襖を引きずって踊る様が、何とも微笑ましいのです。  
来年から予算がついて、子供用の素襖を購入するとのことです。でも、今の方が絶対、面白い! と思います。
このところ寒波は少し中休みですが、まだまだ厳しい寒さが続くようです。
御身大切に、くれぐれもご自愛ください。



45 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2012年1月18日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 本年も「ふで紀行」をよろしくお願い申し上げます。
1月のふで紀行は、美浜町早瀬の三宅彦右衛門酒造です。江戸中期、享保3年(1718)創業の老舗です。
16年前に12代目・三宅範彦さんが創業以来の商標「澤乃井」を捨てて、新ブランド「早瀬浦」を立ち上げ、一躍、全国の酒販店が注目する銘酒になった珍しい酒造会社です。
歌手のさだまさしさんの小説「サクラサク」に出てくる瑞林寺(小説では瑞泉寺)が、この酒蔵のすぐ近くにあります。
厳しい寒さが続きます。お体大切に、ご自愛ください。


45 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2011年12月14日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 敦賀は3日前、野坂山に初冠雪を見ました。「野坂が3回白くなると、里にも雪が来る」と言われています。
北国の秋は、ほんとに短いです。
今月のふで紀行は、若狭姫神社の大銀杏「乳神さま」です。
境内の地面が、美しい黄色の落葉で埋め尽くされる頃、若狭路に厳しい冬の足音が聞こえてきます。ここ遠敷(おにゅう)の里には、今年だけでも5回訪れましたが、乳神さまが黄葉するこの季節が一番美しいです。
スケッチの後、乳神さまと巨大な千年杉に、皆々様のご健勝をお祈りして帰路につきました。
今年1年、嶺南ふで紀行にお付き合い賜り、ありがとうございました。どうぞ、良いお年をお迎えください。


44 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2011年11月16日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 11月のふで紀行は、縄文遺跡「鳥浜貝塚」です。
鳥浜貝塚が、発見されて50年になります。
その記念展が、8月のふで紀行で紹介した「若狭三方縄文博物館」で開催されています。館内の展示で、縄文人の食生活もよくわかります。鳥浜の縄文人は、想像以上に豊かな食生活を送っていたようです。
もし、縄文料理の講習会があれば、ぜひ、参加したいものです。
朝晩、めっきり冷え込みがきびしくなりました。ご自愛のほど、切に。


43 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2011年10月19日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
  爽やかな季節になりました。
 毎朝、庭に出て深呼吸を20回、清々しい秋の空気を吸い込んでいます。何となく生気が体内に入り、元気が出ます。
 10月のふで紀行「小浜の放生祭」をお届けします。
 「子供は7歳までは神様の預かりもの」殺生を戒める放生会の祭り「放生祭」で、小さな子供たちが、祭りの太鼓や踊りを懸命に練習している姿を見ていると、ほんとに、そうだと思います。
 無心に太鼓を叩き、無心に舞う。私も無心に絵が描けたらなあ~
 はじめて放生祭の稽古風景を見て、73歳になった今も、損得で生きている自分が悲しくなってしまいました。絵を描いている時だけは、素直な自分になれると思い込んでいましたが、残念ながら、やはり上手に描こうとしています。
 Somebody help me !!
 ご健勝をお祈り申し上げます。


42 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2011年9月21日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 大型の台風12号、15号が相次いで上陸し、各地で猛威を振るいましたが、ご家族皆さまに被害はございませんでしたか。
 敦賀は、30度を超す夏日と台風による大雨が交互に来襲して、このところ季節感がありません。爽やかな秋は何処へ行ってしまったのでしょうか。
 9月のふで紀行は、氣比神宮の御鳳輦巡幸です。
今年は台風12号の接近で山車巡行をはじめ、市民参加の民謡踊りの夕べなど、ほとんどの行事が中止になりましたが、さすが伝統の神事、御鳳輦巡幸だけは強風を突いて挙行されました。旧町内の氏子が総出で伝統神事を守り、台風で途切れることなく今年も無事受け継がれて行く姿を見て、敬神の念の薄い私でさえ思わず感動しました。
 台風一過、爽やかな秋が訪れることを願いつつ、皆様のご健勝を心からお祈り申し上げます。


41 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2011年8月17日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
  8月のふで紀行をお届けします。
 今回は、若狭三方縄文博物館が夏季限定で開いている縄文体験講座です。
 日本最古の丸木舟(FRP復元モデル)を漕いで、縄文人の気分を味わうユニークな体験講座です。復元モデルとはいえ、風光明媚な三方湖畔で縄文の丸木舟を漕げば、暑さも吹っ飛んでしまいます。
 森と湖と海の資源に恵まれた鳥浜の縄文人は、羨ましいほどに心豊かな暮らしをしていました。節電だ!省エネだ!と騒いでいる現代人を、丸木舟の上で笑っているかもしれません。
 盆休みも終わり浜は静かになりましたが、一向に暑さが和らぎません。夏風邪などひかれませぬよう、くれぐれもご自愛ください。


40 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2011年7月20日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 暑中お見舞い申し上げます。
 7月のふで紀行をお届けします。 今回は、敦賀市西浦の「手づくりいかだレース」です。水のきれいな敦賀湾に浮かぶ白砂青松の無人島「水島」に向かって、西浦中学の生徒たちが手づくりのいかだで熱戦を繰り広げます。全校生徒23名の小さな学校の、大きなイベントです。昨夏初めて観戦し、生徒たちが水島に向かって懸命に漕ぐ姿が目に焼きつきました。 
 ふで紀行の1年延長が決まった時に、この夏は、真っ先に紹介しようと心に決めていました。いかだレースを企画・発案した石亀さんと話し合って、1カ月早い掲載で事前PRの形にしました。本番の8月19日は伴走の漁船に乗って、肝っ玉かあさんやチビッ子たちと一緒に声援を送ろうと、今から楽しみにしています。


40 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2011年6月23日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 ホタルの季節になりました。今年も庭の川に1匹、裏の竹薮に2匹がも戻ってきました。たった1匹で川面に沿って飛び回る、けなげなホタルに「頑張れよ」と、声をかけています。
 6月のふで紀行は、美浜町佐田の織田神社の春祭りです。当日は朝から荒れ模様。ドシャ降りの中での取材でした。王の舞に続いて演じられたソッソは、予想以上に面白かったです。ご神体を盗むという罰当たりな行為を、堂々と祭りの神事芸能にした織田神社の大らかさに脱帽です。織田神社の春祭りは昨年も雨だったそうです。祭りの日に雨が多いのは、ご神体を盗んだ天罰かも知れませんね。
 むし暑い梅雨時、体調を崩されませぬよう、くれぐれもご自愛ください。


39 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2011年5月25日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
今月から、敦賀市こどもの国で毎土曜、子ども絵画教室を開設していただきました。小学1年から5年までの21
名がメンバーです。子どもたちの絵はとてもいいですね。負けそう!! 勉強になります。
今月のふで紀行は、そんな子供たちが大活躍する若狭町藤井のお祭りです。王の舞や田楽をはじめ、いろんな役を担って、小さな子供たちが一日中頑張りました。夕方、祭りの終わりが近づくと、地区のおじいちゃんおばあちゃんたちが手に沢山の祝儀袋を持って広場にやってきます。役目を果たした子供たちや若衆に祝儀を渡して労をねぎらうのです。地区をあげてお祭りを祝う姿を観て、「日本はいい国だ!」と、つくづく思いました。
沓見はすかっり田植えが終わり、美しい水田が目を楽しませてくれます。今年は梅雨入りが早そうです。暑さに向かって体調を崩しやすい時期、くれぐれもご自愛ください。


38 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2011年4月20日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
爽やかな季節になりました。その後、お変わりございませんか。
敦賀は今、桜満開です。ひと月前まで雪をかぶっていた田んぼに水が張られ、夜には蛙の合唱が響きます。田舎ならではの季節感です。
4月のふで紀行をお届けします。今月はJR小浜線の粟野駅を描きました。何の変哲もない小さな駅が、若狭の作家、水上勉先生の思い出の場所だと知って、無性に描いてみたくなったのです。
勇んでスケッチに出かけましたけれど、駅前は狭く、桜の木の後ろは崖。なかなか描く場所が決まらず、三度四度、粟野へ出かけました。
駅のすぐ上にある、森のかくれ家「野坂茶屋」で珈琲を飲みながら、構図を考えたり、小浜線の電車が走るのを眺めたりして、
それなりに楽しいスケッチ取材でした。
今月の文章は、長年、水上先生の著書の挿絵を描いて来られた渡辺淳先生に、前もってお届けしてご校閲をお願いしました。そんなこともあって、しっかりした絵を描かねばと、大いに緊張して描きました。
4月からまた1年、ふで紀行を続けることになりました。いつまでネタが続くか、自信のほどは全くありませんが、もうしばらく、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
花冷えの季節、お風邪など召しませぬよう、くれ切れもご自愛のほど、切に。


37 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2011年3月24日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 この度の震災で被災された方々を思うと、脳天気に「ふで紀行」をお届けするのは如何なものか。と、ずいぶん迷いましたが、4年間にわたってご愛読いただいている皆様のお顔を思い浮べると、やはり、お届けしたくなってしまいました。
 3月のふで紀行は小浜の常高寺です。
 大河ドラマ「江―姫たちの戦国」では姉の茶々と妹のお江に挟まれて、あまり目立たない「お初」の墓がある寺です。墓は高さ4㍍もある杓谷石の宝篋院塔で、側面に寛永十癸酉(1634)八月廿七日と刻まれています。
 夏の暑い日に江戸でなくなったお初の遺骸を、お棺に塩を詰めて小浜まで運んだ話は本当でした。寺に残る遺言状「かきおきのこと」は惚れ惚れするような美しい墨書で、字にもお初の優しさが滲み出ていました。
 言い伝えでは、三姉妹の中でお初が一番お市の方様に似て美人だったそうです。大河ドラマの主役は妹お江ですが、常高寺を訪れてから、私の中の主役は「お初」となりました。
 天気予報では未だ雪マークが出る敦賀にも、この3連休にはウグイスの初音が届きました。春は足元に来ています。
 被災地の1日も早い復興を願ってやみません。


36 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2011年2月16日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


 ことのほか寒い日が続いていますが、お変わりございませんか。今年は敦賀も大雪に見舞われ、いまだ、庭

の雪が解けません。

 敦賀に住んで6年、寒さにも慣れ、元気に「ふで紀行」の取材で雪道を走り回っています。

 2月の「ふで紀行」は、敦賀港の古いコンクリートの倉庫です。

 昨年12月、ニキビが出る前からの大ファンだった、高峰秀子さん―デコちゃん―が亡くなられました。

 映画「浮雲」で、ヒロインの幸田ゆき子を演じたデコちゃんが、大勢の引揚者に混じって敦賀港の桟橋を歩い

てくるシーンは、今も目に焼き付いています。

 このコンクリートの倉庫は、当時、戦火にあった敦賀に残っていた数少ない建物の一つです。

 寒風吹くなか、何の変哲もない殺風景な倉庫を描く気になったのは、多分、重たい鉛色の冬空が、白黒映画

のなかのデコちゃんを思い起こさせたせいだと思います。

絵のでき具合はともかく、気持ちで描いた一枚で、本人は結構気に入っています。

まだまだ厳しい寒さが続きます。くれぐれもご自愛ください。



35 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2011年1月19日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
敦賀は大晦日に降った雪がそのまま年を越し、純白の清々しい新年となりました。敦賀に住んで6年、寒さにも慣れ、ラジオ体操代わりに雪掻きをしています。
1月のふで紀行「菅湖野鳥観察舎」をお届けします。
1月7日、冬の晴れ間に誘われて、ぶらっと雪の菅湖へ出掛けました。湖畔に建てられた木造の観察舎には、暖房設備はおろか扉もありません。あるのは野猿のフンだけ。
吹きさらしのなかで観察します。20分も居ると身体の芯まで凍えます。双眼鏡とポケット野鳥図鑑のほかにホカロンが絶対欠かせません。
観察後、湖畔にある虹岳島(こがしま)荘の温泉で身体を温めました。日本の秘湯を守る会のメンバーだけあってお湯も環境も申し分なし。露天風呂を独り占めにしてのいいお正月でした。
大寒気団が居座っています。お風邪など召しませぬようご自愛ください。


34 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年12月16日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
12月の半ばになったというのに、未だ初雪を見ません。
昨日も庭でトンボが飛び回り、玄関先でカマキリが日向ぼっこをしていました。異常気象が続いた今年、せめて年の瀬だけは穏やかに越えたいものです。
12月の「ふで紀行」は、敦賀市永建寺の18羅漢さんです。永建寺は室町時代(1395)応永2年に開かれた敦賀市内第一の曹洞宗寺院です。曹洞宗の大本山永平寺の73世貫首、熊沢泰禅禅師は永建寺のご出身です。46世住職として明治44年から昭和19年まで、本寺に住んでおられました。
その由緒あるお寺の山門に上がらせていただき、18羅漢さんを独り占めにしてたっぷり描かせてもらいました。
「来年はまともな気候でありますように!」と、羅漢さん一人ひとりにお願いしておきました。

多忙な年末、健康第一にて佳き新年をお迎えください。


33 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2010年11月10日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
ミカンが美味しい季節になりました。
今月のふで紀行は「敦賀市東浦のミカン狩り」です。
暖かい和歌山の有田や伊豆長岡のミカン狩りは有名ですが、北国の敦賀でもミカン狩りが出来ます。しかも、甘くて美味しい温州ミカンです。敦賀はリンゴが出来る南限、ミカンが出来る北限なのです。友人からミカン園の下野さんを紹介されたのは、ミカンの花が咲く頃でした。元比田にある下野ミカン園は代々庄屋だった家柄。築230年のお屋敷の広い庭いっぱいに白い花が咲き、甘酸っぱい花の香りが漂っていました。あれから半年、庭は黄色の世界に変わっていました。
そもそも江戸時代までの東浦は、山の斜面の狭い水田しかなく貧しい農家が大半だったそうです。江戸時代の末期、敦賀市阿曽の金井源兵衛という人が、東浦の気象や土の条件がミカン栽培に適していることに着目。大阪でミカンの苗木を大量に購入して、貧しい東浦の農家に無料で配布したのが始まりといわれています。源兵衛さんの狙いは的中。明治時代にはミカンをロシアのウラジオストックへ輸出するまでになりました。現在は11戸の農家が観光ミカン園を経営しています。今年は猛暑の影響で6軒だけの開園となりました。
下野寿栄子さんは77歳、町ん中から不便な元比田の広大なお屋敷へ移り住んで、女手一つでみかん作りに励んでおられます。「ここは空気が美味しいから」この1点だけが、わが家と共通でした。

朝夕めっきり冷え込んで来ました。お身体大切にご自愛ください。



33 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年10月18日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


10月のふで紀行お届けします。


今月は、阿曽の利椋神社に江戸時代から伝わる相撲甚句です。

前座には、手作りの化粧まわしをつけた子供の甚句踊りもあります。

懸命に踊る小さな力士に、地元のおばあちゃん達が熱い声援を送っていました。

人のぬくもりを感じる素朴な伝統行事です。




32 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2010年9月16日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
やっと朝夕が涼しくなりました。お変わりございませんか。
9月の「ふで紀行」をお届けいたします。
今月は、中岡様には懐かしい敦賀まつりの「観世屋町山車」を描きました。
敦賀城主・大谷吉継は、豊臣秀吉をして「一度は百万の兵をあずけて采配を振らせてみたい」と言わせたほどの軍略家だったそうです。
秀吉の朝鮮出兵の際は、食糧や弾薬などを補給する兵站奉行を務めています。その折、秀吉の命により奉納したと伝わる朝鮮鐘(国宝)が常宮神社に遺されていますが、学問的には定かではありません。
関ヶ原町民俗資料館のショップで戦国武将のフィギャーが販売されていますが、吉継のフィギャーは売り切れていました。
義を貫いて関ヶ原に散った吉継の人柄が、若者たちの共感を呼んでいるのでしょうか。
猛暑の中、何組かの若いカップルが関ヶ原古戦場を神妙に散策していたのが印象的でした。
一緒に戦った岐阜垂井の城主・平塚為広の辞世の句への返句が、吉継の辞世の句になっています。
「契りあらば 六つの巷で待て暫し 遅れ先立つ事は有りしも」(縁があれば、六道の辻でしばらく待っていて欲しい。双方着くのは ずれるだろうが揃って冥土に向かおうぞ)

季節の変わり目、お風邪など引かれませぬよう、くれぐれもご自愛ください。



31 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年8月18日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
猛暑続きのこの夏、いかがお過ごしでしょうか。

イノシシも 海水浴か この暑さ

敦賀半島・浦底の漁師さんの話では、敦賀湾に浮かぶ名所「水島」の砂浜に、イノシシの足跡が残っていたそうです。近くの明神崎から行き来しているらしいのです。
盆明けの16日に敦賀湾の花火大会があり、21万余の見物客で敦賀の街は人と車で溢れました。
敦賀の夏は、花火大会とともに終わるといわれていますが、今年の猛暑は、なかなか終わりそうもありません。
8月の「ふで紀行」は、敦賀半島の先端部にある白木地区の夏祭りです。
敦賀半島の西側、若狭湾に面した白木地区は高速増殖炉「もんじゅ」で一躍有名になりましたが、もともとは渡来した新羅人の子孫が開いた歴史ある集落です。
白木まつりには、日本原子力研究開発機構の外国人技師、研究員が応援参加して神輿を担ぎます。
現代を象徴する「もんじゅ」の目と鼻の先で、「若州若狭能倉座」の一人翁が粛々と舞う姿に、何とも言えない歴史の重みを感じました。

厳しい残暑が続きます。くれぐれもご自愛ください。



30 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2010年7月21日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
やっと梅雨があけました。
わが家の庭を流れる小川も増水する事無く、今年も3~4匹のホタルが戻ってきました。小さなホタルに負けないよう、頑張ってこの夏を乗り切りたいと思っています。
7月のふで紀行をお届けします。
今月は、かつて「新保の巌窟王」と呼ばれた故桑野由次郎さんが、独力で掘り当てた温泉桑野屋旅館の話です。
由次郎さんが全財産を投げ出して発掘した「新保の温泉」は、北陸トンネルの掘削でパア。
源泉の真下を掘られてしまったのです。
昭和36年6月23日に温泉の水脈が絶たれ、廃業のやむなきに至りました。
由次郎さんの温泉は、現在、敦賀のトンネル温泉になって市民に親しまれています。
もし、敦賀トンネル温泉に来られる機会がありましたら、「新保の巌窟王」の話をちょっぴり思い浮かべながら、
温泉に浸っていただければ幸甚です。


29 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年6月23日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


先月、敦賀市児童文化センター「こどもの国」で、天体観望会が催されました。

子供向けのイベントでしたが、恥を忍んで申し込みました。70にして星座の勉強です。

  6月の「ふで紀行」は、その体験記です。

プラネタリウムは中学生のころ、大阪の四ツ橋科学館で見て以来、天体望遠鏡にいたっては初体験でした。

当夜は、あいにく雲が広がり、ほんの僅かの間しか観察ができませんでしたが、

初めて天体望遠鏡で眺めた土星の姿は、生涯忘れ難いものになりました。



28 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年5月27日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


今月は、多由比神社のエッサカエットです。

中世の古舞、細男舞(せいのおおまい)の変形ですが、由来は謎だらけです。

全国で演じられているのは、奈良春日大社の若宮おん祭り、大分県の古要神社、福岡県の古表神社、京都宇


治田原町一宮神社ぐらいと聞いています。

神のお告げ?は、見物人には全く聞こえない小さな声で唱えます。当地の人さえ、この文言を知っている人は僅


かです。

今回、お告げを唱えた神役、小堀利之さんから直接聞いてメモりました。

 

白布で顔を隠すのは、どうやら、海の神様「磯良」と深い関係がありそうです。

神功皇后が三韓出兵の時に諸神を招いたが、海底に住んでいる磯良は顔にいっぱい貝殻が付いていて、醜か


ったので恥ずかしがって出て来なかったらしい。

同じ海の神様、住吉神が海底に舞台を作って磯良の好きな舞を奏して誘い出した。その時、磯良が淨衣の袖で


顔を隠して出てきたこが由来になったみたい。

 

磯良は、福岡志賀島の志賀海社の祭神だったそうです。

九州出身の方で、ご存知の方がおられたら教えてください。



27 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年4月23日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。

今月は、建設当時の姿で現存する日本最古の鉄道トンネルです。

かつて敦賀は鉄道の町でもありました。現在でも旧国鉄時代の「ぽっぽや」が沢山おられます。

鉄道の話になると一晩じゅう続きそうなので、どなたにも取材に伺わず自分なりに文案をまとめました。

でも、資料はいっぱいいただきました。

 この小さなトンネルから、でっかいD51が出てくる姿を想像するだけで、胸がときめきます。

旧道の道端にしゃがみ込んで、お尻に雪解け水が浸み込んでくるのも気づかず、夢中でスケッチしました。

 4月から、また1年、ふで紀行を続投することになりました。

だんだんネタがなくなって来ましたので、面白い記事になるかどうか・・・。

心細いかぎりですが、ご声援のほどよろしくお願いします。


26 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)(2010年4月4日追加)

神戸正行氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


 拝啓 桜が満開です。都美術館が改修工事のため、横浜「赤煉瓦倉庫」で開催の「第55回新世紀展」(4,1

7)の審査、授賞式があり、スペイン、モロッコスケッチ旅行仲間は大活躍。会員のふるた加代さんが和田賞、

伊藤勇夫氏が池上賞、内藤侃、福本人司(福井)両氏が会員推挙。会員の浅井陽子さんが賞候補、一般で

初入選の堀本玲子さんも賞候補にえらばれました。

福井グループは17名が出品し会員の松浦美智子さんが大久保賞、一般の古橋シゲキ氏が新人賞、一般の

熊野クロウ氏とミハラケ、ユリア(ルーマニア)さんが賞候補になりました。

クルージングパーティーでは評論家の赤津、佃先生や美術関係者など160名が全国からあつまり、横浜港を

周遊しながら大変盛上がりました。

横浜で4泊し、毎晩全国の作家と酒をくみかわし、新世紀のこと、今回の展覧会や絵画論などを戦わしながら

友好を深めました。

初日の晩は長崎大学附属中学校の同級生6人が、横浜在住の池口君案内で中華街にて同窓会を開催し


ました。


毎年参加の岩永君、蔭山さん、西見さんは
4年振りの再会、毛利君は中学2年以来57年振りに旧交を暖


めることが出来ました。

背筋を伸ばしてガニ股で歩く私の姿が、昔と変っていないと話していました。

最終日は銀座の「根石和子個展」、市川市の彩水会事務局の中岡家では、青森直送の帆立貝の刺身と手料

理、儂醇生酒などを美味しくいただき最高でした。

90歳の和子お母さんは、益々お元気に制作し「第63回示現会展」に入選し会友推挙。帰りに新国立美術館で

開催している作品を見る予定でしたが、上野駅まで乗り過ごしてしまい、18時までの開館に少し遅刻してしま

い、拝見出来ず申しわけなく思っています。20時まで開催の「現代美術5人展」を見て帰敦しました。

「ふで紀行」は今回で最終回になりました。「ぶらっとスケッチ」が2年間。

3年間に亘って、長い間のご支援とご協力ありがとうございました。

この経験は大変勉強になり、財産だとも思っています。

 今後ともご指導の程よろしくお願い致します。
                                 敬具



25 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年3月24日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


3月のふで紀行です。


赤いレンガの四角い煙突が、鳥浜酒造のシンボルです。絵描きは、こんな風景に弱い。それ以上に、


地酒に弱い。


何度もスケッチに通いました。
淡麗辛口がはやる現代、鳥浜酒造は、頑固に甘口の「加茂栄」を醸造


し続けていま
す。

地元料理の味付けが濃く、甘口が合うらしい。特に、三方湖産の口細青うなぎの料理には、ピッタリ


です。


若狭にお越しの時は、ぜひ、ご賞味を!



24 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2010年3月5日追加)

神戸正行氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


拝啓 新世紀展の制作で沓見の三内山麓にあるアトリエに行くと、土手下の小川のせせらぎと周囲の


山には春の息吹を感じます。三寒四温のあとは新緑が待たれます。

「ふで紀行」は敦賀市中心市街地活性化基本計画の「舟溜り地区」を紹介しました。今回も取材で敦


賀市博物館川村利彦館長にお世話になりました。

この地区を紹介した6カ所を「絵はがき」にしたらどうかとの意見もありますが・・・少しでもPR


役立てればと思っているところです。

美浜発電所1号機が今から40年前の88日に、原子の灯を大阪の万国博覧会場に試送電し、お祭り広


場の電飾版を飾ったことを思い出しています。その翌年、はからずも美浜発電所の広報担当者として


着任しました。

原子力発電所のPR映画撮影のため、皆さんをタービン建屋や管理区域に案内し、撮影の間、現場確


認のための写真を多く撮りました。

グレーチング(鉄格子)を通した作業員や機器類に現代性を感じました。

グレーチングをモチーフに構成し、油絵具、磨き砂、削り取ったカス絵具をメジュームで練って、パ


レットナイフで点描の作品を制作しました。

故猪熊弦一朗画伯は「絵画には勇気がいる」言っています。

誰もが描いていない世界を発表することなので、勇気をふるって出品しました。作品が評価されたと


きの喜びは又格別でした。

爾来グレーチング作家として活動をつづけ、最近の造形作品(抽象)の中にもグレーチングが入って


います。

最終回は「美浜発電所とグレーチング」を取り上げたいと思っています。

季節の変わり目ご自愛ください。
                                        敬具



23 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年2月4日追加)

神戸正行氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。

 
拝啓 早いもので立春の候となりました。

彩水会「第8回新春はがき絵展」は、新年早々に敦賀市・原子力機構の科学館「アクアトム」におい


て開催しました。軸装した作品に
3人の新人が加わり、段ボールに描いた「柴又帝釈天」やユニーク


な「蝶の細密画」と「素朴な表現の果物」などの作品が会場を盛り上げました。

展覧会は初日に雪が降りましたが、後半には天気も回復して好評裡に終了しました。(日立市から


松野裕志氏(元動燃で敦賀勤務)が特別出品)
スケッチは第8回展に因んで八人を登場させて、七


人は熱心に絵を見ている人、一人はお茶(酒?)を飲んで休憩している男性にしました。

4枚の写真を参考にして人の目線に修正しながら、人物と服装は自分なりにアレンジしました。

18回彩水会展は美浜原子力PRセンターにて、424日〜524日まで開催し全国へ巡回します。


多くの作品が出品されることを期待しています。

名古屋支部の安江弘雄氏が、ホームページ「彩水会」に柴田氏、神戸の「ふで紀行」を掲載して


いただき感謝しております。
(ホームページアドレス  http://www.aimilc.ne.jp/~yasuehm)

このシリーズも後2回になりました。長い間のご支援ありがとうございます。

 厳しい寒さが続きますのでご自愛ください。                 敬具



22 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年1月28日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


新年早々から降雪が続き、わが家の周りは見事な銀世界となりました。

雪掻きもそこそこに、愛用のカメラで雪景色を撮りまくりました。

 早朝に無垢の雪上を歩く爽やかさは、北国ならではの至福です。

今年こそ、何か新しいことに取り組みたい!そんな気持ちが湧いてくる正月でした。

 本年最初の「ふで紀行」は、敦賀市御名の地蔵堂に祭られている不動明王です。不動明王は人間界


の煩悩を焼き尽くす天界の守護神と云われています。

煩悩多き私は、今までに大阪寝屋川の成田不動尊、千葉の成田不動尊に度々初詣をしてきましたが、


こんなに間近で、お不動さまを拝観したのは初めてです。

ありがたい!と云うよりは、優れた芸術品に出会ったような嬉しさを感じて描いた1枚です。



21 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2010年1月8日追加)

神戸正行氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


明けましておめでとうございます。

「ふで紀行は」の「敦賀市グラウンド・ゴルフ協会」は年末年始のため嶺南版がなく16日に掲載


されました。


彩水会「第8回新春はがき絵展」が16日〜11日まで敦賀市のアクアトムで開催します。福井グル


ープの
2182点の個性的な作品が展示され、初日には中日、福井新聞、RCNの取材がありました。

昨日は展示終了後に新年会を実施し、89歳の井加田与吉翁をはじめ女性会員や新会員3名を含め、


二次会でも大変盛上がり楽しい一時でした。

今年もよろしくお願いいたします。





20 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2009年12月24日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


今年最後の「ふで紀行」をお届けします。

12月は、若狭町無悪の安楽寺です。

無悪(さかなし)は、若狭難読地名番付けの横綱です。以前に紹介した塩坂越(しゃくし)は西の


横綱、無悪は東の横綱です。

嵯峨天皇の御代に小野篁(たかむら)が作った漢詩(世の中を風刺した落書)の中の「無悪善(さ


がなくば よからん)」が由来と言われています。

これで嵯峨天皇がアタマに来たらしいのですが、定かでありません。

小野篁の歌は子供の頃のかるた遊びで、意味もわからず丸暗記していたのでしょう。

四年前、無悪の安楽寺を訪ねて何十年ぶりかで思い出しました。

格好良く「百人一首でかるた遊び」なんて言ってますが、わが家ではもっぱら「坊主めくり」でし


たけれど。

思いのほか寒い冬になりそうです。

くれぐれもご自愛のうえ、よい新年をお迎えください



19 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2009年12月7日追加)

神戸正行氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


拝啓 早いもので師走の候となりました。お元気でご活躍のことと思います。

54回関西新世紀展が大阪市立天王寺美術館で、128日〜13日まで開催します。又、第22回美浜


美術展が福井県立美術館で
1215日〜20日まで開催。


その後、福井新聞社「風の森ギャラリー」に巡回しますので、中頃までに大阪に3回、福井に3回行


く予定です。

今回の「ふで紀行」は黒河川の渓谷を取材しました。懐かしい渓流をスケッチし、人生の半分以上


を過した敦賀、美浜を思いおこしています。

関電若友会の西村会長が会報で「悔いを残さない」「金を残さない」「死ぬまで生きる」ことを目


標に生きたいと述べています。同感です。

それには新しいことに挑戦し、休肝日をつくり毎日歩き、自己管理を心がけたいと思っています。


金を残さないは目標達成。

寒くなります。身体に気をつけてお過しください。

                                 敬具



18「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2009年11月26日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


晩秋の爽やかな日々、いかがお過ごしですか。

今年はカメムシが多く、蛍光灯のまわりをブーンブーンと大きな羽音を立てて飛び回っています。

「カメムシが多い年は雪が多い」と地元の人が脅かすので、先週はやばやと冬用のタイヤに取り替


えました。

今月のふで紀行は、若狭町諦応寺の立木観音です。樹齢450年の大イチョウに観音様が彫り込ま


れています。嘉永か安政の頃に、この寺の住職が彫ったと言われています。

人間で言えば、ドテッ腹をくり抜かれて150年も生きているのですから、もの凄い生命力です。

境内の手入れや百体地蔵の前掛けと言い、安賀里地区の皆さんの信仰心に頭が下がります。

スケッチを終え、平素、罰当たりな私も、思わず優しいお顔の観音様に手を合わせ、今年亡くなっ


た先輩、友人の冥福を祈りました。

新型インフルエンザのワクチンを打つべきか、打たざるべきか迷っています。風邪も怖いが副作用


も怖い。

老人、ますます決断力が衰え、心配事が絶えません。気候の変わり目は何かと体調が狂います。

どうかくれぐれもご自愛ください。



17 講演と原画展関連記事及び「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
                          (2009年10月30日追加)

神戸正行氏の講演と原画展関連記事及び執筆連載記事が下記メッセージに付して
届きましたのでご紹介します。


拝啓 庭のカボスが黄色く色づき始めました。実りの多い秋を楽しんでいることと思います。

 10月は県美展、美浜美術展、県文恊選抜展、敦賀市文恊文化祭展、個展とうがあり、新世紀和


歌山展や各地から展覧会の案内がありましたが失礼しました。

 今回のふで紀行は「晴名の朝市」をとりあげました。取材では知人に出会うなどして、楽しい


一時でした。次回は食べ歩きをしたいと思っています。

 23日は美浜町公民館で「美浜の魅力について」の講演をしました。第22回美浜美術展開催中に


実施したもので、先にギャラリ
トークを行い、そのあとに神戸正行「ふで紀行原画展」などの


作品を見てもらいました。

 中央公民館の松井館長や一瀬、秋山両社会教育指導員などの企画とPRで、80名の参加があり、


会場は盛況で立ち席の方もいて恐縮しました。

 講演は「町内に残る伝統行事や歴史ある神社、仏閣と四季折々の風光明媚な素晴らしい景色。


38
年間に亘ってお世話になった地域の皆さんや作家仲間、先輩、後輩など」に感謝の気持ちを


込めて話をしました。

 10年ほど前、福井県文化芸術賞を受賞した時に、「神戸正行画集刊行」を美浜美術展生みの親


でもある内藤氏さんが
30名の発起人代表になって、多くの方々のご協力により発刊していただい


た。その増刷した画集が手元にあったので、講演会出席者に謹呈して喜んでもらえた。

 終了時間を勘違いして30分早く終わり、1時間の講演であったが、「楽しかった」「面白かっ


た」「人のつながり大切」「美浜のよさを再発見」などの感想を聞き、退屈しないで聞いて下さっ


たのかと少し安心しました。

 以上近況報告です。お元気でお過ごしください。
                                           敬具




16 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)
(2009年10月23日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
今月は楽しいオートバイの練習風景を描きました。
全国的にも数少ないトライアルの練習場が、わが家のすぐ近く、隣人の裏山にあります。
県大会もできる希少な練習場ですが、普段は中年ライダーも混じって草野球ならぬ「草トライアル」を楽しんでいます。
敦賀にも、こんなナウいスポーツを楽しむ若者がいます。未来は明るいです。


15 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2009年10月2日追加)

神戸正行氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。

拝啓 コスモスの美しいこの頃です。今回の「ふで紀行」は竹波を取り上げました。

阿弥陀堂に祀られている阿弥陀如来像は、今から630年ほど前に敦賀の金ヶ崎城で足利尊氏と戦っ


て敗れた新田義貞の守り本尊と言い伝えられています。

30年前には福井新聞「四季・ふるさとの道」シリーズに、岡村昌二郎氏(小浜)の文と私の油絵


で制作した如来像が紹介されました。絵は現在も竹波公民館にあります。

歴代の区長や観光協会長など、鬼籍に入られた方もおられますが、多くの方々にお世話になりま


した。四季折々の風情が素晴らしい美人の多い集落です。

929日に第22回美浜美術展の審査会があり司会進行をしました。

全国から326人の応募があり52点が入選。16%の厳選であり、具象、抽象、造形と巾の広い現代


美術展です。

展覧会は美浜中央公民館(10,1625)大阪府立現代美術館(11,3012,5)福井県立美術館


12,1520)において開催します。

大沼映夫審査員は敦賀駅で美浜美術展は、国際展のような展覧会になってきたと感想を述べて帰


京されました。是非ご高覧下さい。

1023日には美浜町中央公民館で「美浜のよいところ(魅力)」をテーマに講演を依頼されまし


た。第二の「ふる里美浜」を大いに語りたいと思っています。

食欲の秋を楽しんで下さい。 

敬具



14 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き) (2009年9月17日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事及び「郷土民族芸能大会」のポスターが下記メッセージに付して
届きましたのでご紹介します。
今月は休岩寺の大ソテツです。

県のレーザー調査では、樹齢816年だったそうです。

休岩寺の春峰和尚は話し好きで、ソテツより和尚の話が楽しみで何度も通いました。

「ぶらっとスケッチ」で描いたお祭りの絵が、敦賀市文化協会の50周年記念行事

「郷土民俗芸能大会」のポスターになりました。




13 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)  (2009年8月27日追加)

神戸正行氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


拝啓 甲子園の歴史に残る優勝戦の熱戦も終わり、爽やかな秋らしい天候になりました。お元気


でご活躍のことと思います。

今回の「ふで紀行」は「さかな市場」と市民から親しまれている「敦賀水産卸売市場」を取材し


ました。
10億円ほどかけて新設なった県内では初めての安全衛生第一の閉鎖型市場です。以前は


人間は勿論、猫、カラス達も自由に出入りできる開放型の市場でした。

加藤セリ人とは20年来の知り合いで、美浜の早瀬漁連が丹生湾でハマチなどの養殖をしていまし


たが、そこの責任者の好青年でした。
7年間養殖の仕事に従事し、15年前から敦賀漁連に転勤に


なりセリの名人になりました。彼の段取りで取材ができたことに感謝しています。

早朝に搬入された魚介類は先月紹介した「丹生大敷き網」や丹生、日向などの小型定置網や刺し


網をしている漁師の名前を発見して親しみを感じました。

又、仲買人の寿司屋、魚屋、魚加工の方々に声をかけていただき安心して取材ができました。旬


の魚はスズキだと教えていただき、新しくできた「敦賀大漁市場」に行きますと、先ほど出会った


「魚辻」の主人(元阪神タイガース髭辻捕手の弟)が店にいて、大きいスズキを購入しました。


(オマケしてくれました)

家に持ち帰りスズキをさばき、半分を退院した千葉先生宅に届けましたら大変喜んでくれまし


た。一週間ほどして先生から大きいヒラメをもらったので、半分あげるから料理してくれないか


と電話があり・・・、夕食に美味しいヒラメが酒の肴になるオマケまでつきました。

 暑い夏も終わりました。これから魚も美味しくなる食欲な秋です。

                                 敬具




12 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)  (2009年8月13日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
今朝は、久しぶりの快晴。爽やかな陽光が書斎に射し込んでいます。
夏台風9号と静岡の地震が同時襲来。そちらは大丈夫でしたでしょうか。
高速料金が1000円になっても、天候不順には勝てません。
若狭の民宿や釣り宿は閑古鳥が鳴いています。
困った時の神頼み、今月は気比神宮の「総参祭」を描きました。
当日、御座船を曳航した漁師は、3年間豊漁に恵まれると言い伝わっていますが、この天候不順では、果たして如何なりますやら・・・・。



11 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)  (2009年7月24日追加)

神戸正行氏の執筆連載記事と「西方岳の日の出」写真が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。


暑中お見舞い申しあげます。


夏休みに入りましたが、梅雨は空けず雨の日が続いています。

「ふで紀行」は「丹生大敷網」を取材しました。32年間、人生の半分ちかくを美浜発電所に勤務

し、地元丹生の皆さんとは、今でも親しくお付きあいをしております。

20年振りかの大敷網に乗船し、発電所を一周しながら、懐かしさで感慨無量でした。

発電所が運転すると丹生湾の奥から、海水を取水し発電機を回した蒸気を冷却し、外海に7度温度

が上昇して放水しています。
3機が運転すると一日間で丹生湾の海水が入れ替わります。そのため

湾内で養殖が出来るようになりました。

タイ、フグ、ハマチなどの養殖を、漁協や個人の方々が取り組んでいます。

放水口では温度が上がると魚が集まってきます。取水口にもスズキなどがきていました。湾内も

流れが出てきて魚が集まり、漁協が「釣り筏」を置き釣り人を運んでいます

以前、我々社員は勤務時間外に「腕章」をつけて夜釣りができました。黒鯛55センチ、スズキ80

センチの記録があります。サザエも月夜には岩の上に顔を出していました。「岩魚釣り」と「放

取水口の魚釣り」や地元の皆さんとの出会いなどが、敦賀に永住を決めた原点でもありました。

丹生の漁師で兄貴のように親しくしていた、じょうの忠志さん(故人)1,2号機の放水口で刺し網

をしていて、釣りに邪魔になるからと文句を言ったことなどを思いだしました。(魚場を邪魔し

ているのは当方)

当時広報の仕事をしていて、「放水口の魚は安全ですか?」との質問がよくありましたので、定

期的に県や会社が検査をして安全を確認しています。釣った魚を食べていますからと自信をもっ

て答えていました。

現在はニューヨークのテロ以来、管理が厳しくなって釣りは出来なくなっているようです。

古き良き時代に勤務出来たことを感謝し、昔の釣り場を懐かしく思いだしながら取材しました。


 厳しい暑さご自愛下さい。      

                               敬具




10 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)  (2009年7月16日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
蒸し暑い日が続いています。敦賀湾の絶景ポイント「杉津」のスケッチでちょっぴり納涼気分を味わってください。
杉津は潮流で砂洲が発達して陸地と繋がった珍しい陸ケイ島です。
北陸自動車道パーキングエリア(下り)の「ゆうひのアトリエ」から眺める立石岬の日没は文句なし、最高です。


9 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)  (2009年6月26日追加)

 
神戸正行氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。

 
拝啓 梅雨に入り久し振りの雨、庭の花や草木が生き生きしています。

 「嶺南ふで紀行」の三回目は敦賀市白木を取り上げました

 大阪万博の翌年の38年前に、私は大阪から美浜発電所に転勤になり、丹生に着任しました。

丹生までは道路も立派に舗装されバスも通っていましたが、白木までは曲がりくねった細い山道を車でも15


ほどかかりました。歩くと
1時間近くかかったそうです。白木に岸壁が出来るまでは、強い南風が吹くと船が沖に


流されるので、漁船は丹生湾まで避難していました。

敦賀市でありながら、美浜町丹生からしか行く事ができず、電気も関西電力から送られています。(敦賀市は北


陸電力が供給)

 漁港近くの海岸にある奇勝「門ケ崎」は柱状の花崗岩であり、東尋坊、蘇洞門と並んで福井県の三代景観に


挙げられています。


 今回は古里を愛し、長い間ボランテア活動を継続されている橋本昭三さんを紹介することにしました。
 
 17
年前に白木に岸壁(約20億円)の改修工事が完成しました。 

橋本さんは、自分に何かお返する事ができないかと、岸壁の基礎になる山の石を一輪車に積み、5年間かけて

1万回運んだそうです。

 日記は50年間、毎日和紙に筆で書き、「白木の歩み」「敦賀半島の歴史」の編纂も続けておられます。紫陽花


などは
28年間挿し木し、草刈り剪定にも努めています。まさしく「継続は力なり」の手本です。私など千年生きて


も足下にも及びません。頭の下がる思いで一杯です。                                     

     
                                                                                                                                                                                           敬具  
 



8 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)  (2009年6月17日追加)

柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
 6月の「嶺南ふで紀行」は旧敦賀港です。
 井原西鶴をして「北国の都」と書かしめ、明治にはいち早く鉄道が開通し、国際港として栄えた敦賀ですが、残念ながら、軍港だったため激しい戦火に見舞われ、歴史的建造物はほとんど残っていません。
 せめて、「東洋の波止場」といわれた、往年の話題を伝え残したいものです。



7 古瀬 博 さん ミニ個展を開催。(2009年6月14日追加)

 
彩水会会員の古瀬 博さんがミニ個展を開催中です。案内を掲載します。




6 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)  (2009年5月31日追加)

 
神戸正行氏の掲載記事です。



5 「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介(続き)  (2009年5月20日追加)

 
柴田邦彦氏の執筆連載記事が下記メッセージに付して届きましたのでご紹介します。
5月の嶺南ふで紀行は、沓見の「御田植祭」を描きました。
ぶらっとスケッチで「王の舞」を紹介したのがきっかけで、保存会のメンバーにしていただきました。昨年2月には、「御田植祭」が県の無形民俗文化財に指定されたこともあって、あえて二度目の登場を試みました。
 今回は、諸人衆(宮百姓)が歌う古い田植歌が主役です。 歌詞がとてもユニークなので、全文を紹介してみました。



4 中日新聞福井版「嶺南ふで紀行」の掲載記事紹介  (2009年4月20日追加)

 
彩水会員柴田邦彦氏から下記メセージとともに執筆記事が届きましたのでご紹介します。「嶺南ふで紀行」は既報「嶺南ぶらっとスケッチ」終了に伴う後継企画で、神戸正行会員とともに執筆されています。

 いよいよ田植えのシーズンです。朝から沓見の人たちは皆、田んぼの中で働いています。 私だけが二人展などと、贅六をやっているのが恥ずかしくて、車内から左右に頭を下げながらあぜ道を走っています。

闇見神社の祭礼は、ハイカーに人気がある三十三間山の麓で行われます。ほんとうにのどかなお祭りです。

でも歴史は古く、渡邊宮司と息子さんの禰宜・英朗さんの話では、昨年取材した弥美神社の室毘古王の母上

を祀る由緒ある神社でした。神代の昔から母は強し、女は強しですわ。今年も息子、室毘古王を祀る弥美神

社の田中宮司が参列してました。その点、父親はあきまへんなあ~。




3 第54回新世紀展が東京など6ヶ所で順次開催、彩水会会員7氏が出品
 
(2009年4月10日追加)
 
 彩水会会員の神戸正行(福井)、内藤侃(神戸)、柴田邦彦(福井)、高橋幸一(福井)、福本人司(福井)、下野勝弘(東京)、谷本勝美(福井)の7氏が出品しています。開催について掲載された新聞記事と案内状を紹介します。

  2009年4月8日 福井新聞 記事 

2 「嶺南ぶらっと二人展」神戸正行会員メッセージと最終回作品の紹介 
(2009年4月4日追加)        
  
「神戸正行会員メッセージ」


 拝啓 今年は例年より早く、桜が咲き始めています。

 3月の「嶺南ぶらっとスケッチ」は「佐久間艇長記念館」です。

文芸春秋の
2月号「名著講義」で藤原正彦(お茶の水大学)教授は、戦後GHQ が日本の歴史、文化、

伝統を否定する政策を取ったので、当時
は教育でも戦前日本の素晴らしい点に触れることは許され

なかった。これが日教組に継承され、今でのマスコミやインテリ階級の間には日本の良さに触れるも

のを軽蔑する風潮があると話しています。

 ユダヤ人の命を救った杉原千畝と共に、人間・佐久間勉艇長を大いに讃えたい。来月から新しく

「嶺南スケッチ紀行」を依頼されたので、
1年間スケッチと取材を楽しみたいと思っています。 

 第
2回「嶺南ぶらっとスケッチ二人展」を414日〜19日まで「敦賀アトムプラザ」にて開催、3

イズの原画とう
24点の作品を出品します。ご連絡まで。      敬具



1 二人展の紹介 (2009年3月19日追加

中日新聞の福井版で、会員の神戸正行さんと柴田邦彦さんが週替わりで若狭地方のスケッチと文を書き、2

間の掲載が好評のうちに終わります。これを機会に展覧会を開催することになったのでその案内状を新聞掲載

記事とともに紹介します。